お酒とオールバックに溺れる夜
第19章 第19酒 -さよならの予感の味-
週末、お店に行くと
いつも通りの
純さんがいた。
「はい、スクリュードライバー」
「わぁ~♪初めて飲むカクテル!」
「お前は飲むカクテルの
レパートリーが少ないからな...
これは
オレンジと、ウォッカのカクテル
飲みやすいけど、度数結構あるから
気を付けて飲めよ!」
オレンジジュースのような
さっぱりとした
カクテルは
甘辛くて
美味しかった。
「この、カクテル...
まるで、純さんみたいだね...
オレンジの甘さと
ウォッカの辛さ...
美味しくて
たくさん飲みたいけど...
飲み過ぎると、危険なの...」
私の声のトーンが
少しだけ下がった。
「また、お前は
つまらんことで悩んでるだろ?」
純さんの鋭い指摘に
私は
別に何も!と
狼狽えた
そして
誤魔化すように
スクリュードライバーを
一気に飲み干した。
いつも通りの
純さんがいた。
「はい、スクリュードライバー」
「わぁ~♪初めて飲むカクテル!」
「お前は飲むカクテルの
レパートリーが少ないからな...
これは
オレンジと、ウォッカのカクテル
飲みやすいけど、度数結構あるから
気を付けて飲めよ!」
オレンジジュースのような
さっぱりとした
カクテルは
甘辛くて
美味しかった。
「この、カクテル...
まるで、純さんみたいだね...
オレンジの甘さと
ウォッカの辛さ...
美味しくて
たくさん飲みたいけど...
飲み過ぎると、危険なの...」
私の声のトーンが
少しだけ下がった。
「また、お前は
つまらんことで悩んでるだろ?」
純さんの鋭い指摘に
私は
別に何も!と
狼狽えた
そして
誤魔化すように
スクリュードライバーを
一気に飲み干した。