お酒とオールバックに溺れる夜
第20章 第20酒 -戦友②の味-
私は
勇気が出なくて
薫さんの
お見舞いに
何日も行けなかった。
薫さんに会うのが
怖い。
会いに行ったら
何て言われるのだろう。
それでも
行かないといけない。
それだけは
理解しているのに
身体が動かない。
ようやく
決心がついて
病院に行けたのは
ビンタされてから
3日後のことだった。
ヒマワリの花束と
プリンを手土産に
薫さんの
病室を訪れた。
個室のドアの前で
深呼吸をして
ノックしようとした
その時
中から
会話が聞こえてきた。
純さんが来ていたのだ。
勇気が出なくて
薫さんの
お見舞いに
何日も行けなかった。
薫さんに会うのが
怖い。
会いに行ったら
何て言われるのだろう。
それでも
行かないといけない。
それだけは
理解しているのに
身体が動かない。
ようやく
決心がついて
病院に行けたのは
ビンタされてから
3日後のことだった。
ヒマワリの花束と
プリンを手土産に
薫さんの
病室を訪れた。
個室のドアの前で
深呼吸をして
ノックしようとした
その時
中から
会話が聞こえてきた。
純さんが来ていたのだ。