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お酒とオールバックに溺れる夜

第8章 第8酒 -朝シャンの味-

2人がいる空間は浴室のようで

桧の香りがする、
少し広めの浴槽は

大人2人が入れる
ギリギリの大きさだった為

必然と身体が密着していた。

当然お互いに何も着ているものは無く

お湯越しに
純さんの体温を直に感じてしまった。

「じゅ純さっん...こっこっこの状況は?////」

「お前が店で気を失って、

家に連れてきて寝かそうと思ったけど...

身体がかなり冷えてたから、

まず風呂に入れた...以上」

確かに、
冷房の効いた純さんのお店で、

カシスまみれの状態のまま、
何時間も過ごした挙げ句

半裸状態でいたから
相当冷えていたと思う。

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