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第5章 第5話「真実」
「松本さん、世界は今、新型コロナウィルスに蝕まれているのはご存知ですね?」
「ええ、もちろん。」
「あれ、全部嘘なんですよ。。。実は。」
俺は声をあげて笑った。そうであってほしいもんな。何をいきなり言い出すかと思えば、
「木村さん、冗談は辞めて本題入って下さいよ。」
「冗談ではありませんよ。。。本当の事です。」
木村は続ける。
「では、実際にあなたの周りで新型コロナの犠牲になった方はいますか?あなたの知り合い、その知り合い、その知り合いの知り合い。誰か該当しますか?」
確かに。だけど、そんなのって。
「最近有名芸能人の佐村けん太郎氏も亡くなったと言う報道がありましたが、あれは新型コロナが原因ではありません。ただの肺炎でした。そして、まだご生存です。今はとある場所で生活しています。」
「何だって?そんなデタラメあるか?実際に海外では何千人も死んでるじゃないか?」
「はい、亡くなった事にされています。メディアを使ってね。」
頭がおかしくなりそうだ。
「私は厚生労働省第13課。と言うのは、実際は表には出ていない、世界政府と繋がりがある部隊です。今回のコロナ騒動は、全ての人類にどのような影響を与えるのか、と言う実験に過ぎないのです。実際のパンデミックに備えてのね。」
「そ、そんな事ってあるんですか?てっきり騙されてました。」
じゃあ、何でそんな事わざわざ俺だけに言いに来るんだ?俺は少し疑い、木村を睨んだ。
「そう、あなたは鋭いですね。そこなんですよ。フフフ。」
木村は俺の心が読めるのか?
「実際に、新型コロナに感染された、とされる方々はある意味選ばれし者です。感染した事になってもらい、しばらくの間、真の自粛をしてもらっています。
もちろん、無償ではございません。2ヶ月間本当に誰とも接せずにいていただければ1ヶ月につき100万、つまり、2ヶ月で200万円政府から支給されます。」
「さらに、、、」
「死亡した事になっていただければ、1ヶ月に1000万円支給があります。ただ、本当に誰とも会えませんがね。結構ご年配の方に多いんですよね。佐村けん太郎氏もそちらを選びました。もう人と接するのが疲れたんでしょうかね。」
「い、1千万円。。。」
そして、木村の目つきが変わった。。。
「ただし、本当に死亡しちゃうケースもあるんです。それは、、、」
「ええ、もちろん。」
「あれ、全部嘘なんですよ。。。実は。」
俺は声をあげて笑った。そうであってほしいもんな。何をいきなり言い出すかと思えば、
「木村さん、冗談は辞めて本題入って下さいよ。」
「冗談ではありませんよ。。。本当の事です。」
木村は続ける。
「では、実際にあなたの周りで新型コロナの犠牲になった方はいますか?あなたの知り合い、その知り合い、その知り合いの知り合い。誰か該当しますか?」
確かに。だけど、そんなのって。
「最近有名芸能人の佐村けん太郎氏も亡くなったと言う報道がありましたが、あれは新型コロナが原因ではありません。ただの肺炎でした。そして、まだご生存です。今はとある場所で生活しています。」
「何だって?そんなデタラメあるか?実際に海外では何千人も死んでるじゃないか?」
「はい、亡くなった事にされています。メディアを使ってね。」
頭がおかしくなりそうだ。
「私は厚生労働省第13課。と言うのは、実際は表には出ていない、世界政府と繋がりがある部隊です。今回のコロナ騒動は、全ての人類にどのような影響を与えるのか、と言う実験に過ぎないのです。実際のパンデミックに備えてのね。」
「そ、そんな事ってあるんですか?てっきり騙されてました。」
じゃあ、何でそんな事わざわざ俺だけに言いに来るんだ?俺は少し疑い、木村を睨んだ。
「そう、あなたは鋭いですね。そこなんですよ。フフフ。」
木村は俺の心が読めるのか?
「実際に、新型コロナに感染された、とされる方々はある意味選ばれし者です。感染した事になってもらい、しばらくの間、真の自粛をしてもらっています。
もちろん、無償ではございません。2ヶ月間本当に誰とも接せずにいていただければ1ヶ月につき100万、つまり、2ヶ月で200万円政府から支給されます。」
「さらに、、、」
「死亡した事になっていただければ、1ヶ月に1000万円支給があります。ただ、本当に誰とも会えませんがね。結構ご年配の方に多いんですよね。佐村けん太郎氏もそちらを選びました。もう人と接するのが疲れたんでしょうかね。」
「い、1千万円。。。」
そして、木村の目つきが変わった。。。
「ただし、本当に死亡しちゃうケースもあるんです。それは、、、」