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愛がはじまる

第1章 愛がはじまる

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 わたしのあそこの中に、入ってくれていた満さんのあれが、はっきりわかるほど大きく固くなってきているのです。
 わたしは、それだけで気持ちよくなる感じです。
 満さんには言えませんでしたが、満さんのあれが大きく固くなってくれたことが、ほんとに嬉しかったからです。
 わたしを好きでなければ、イッたあとなのに、大きく固くはならないと思うからです。
 満さんのあれが、わたしのあそこの中を、ゆっくりゆっくり撫でるように動きはじめてくれました。
 わたしはすぐに、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなり、泣いてしまいました。
 満さんは、わたしの顔を優しくじっと見つめてくれながら、わたしのあそこの中を、ゆっくりゆっくり撫でるように動いてくれるのです。
 顔を見ていてくれるのは嬉しいけど、里美は欲望が強いんだなと、満さんに思われているみたいで恥ずかしくなりました。
 わたしは、頭をもたげるようにして、満さんの肩と首のあいだに額をつけて、あまりの気持ちよさにすすり泣き続けました。
 なんどもなんどもエクスタシーに達しました。
 満さんは、さっきよりも長く長く愛してくれました。
 「里美さん
  疲れない?」
 「はい」
 「まだ
  続けていい?」
 「お願い
  ずっとずっと
  続けてほしい」
 わたしは、そう言ったのが恥ずかしかったのですが、ほんとに、ずっとずっと続けてほしいと思っていました。
 だって、気持ちよくて気持ちよくてたまらないのです。
 わたし、
 「あぁ
  イッちゃう
  あぁ
  あぁ
  気持ちいい
  ほんとに
  気持ちいい
  好き
  満さんが
  好き
  わたし
  イッても
  いい?
  あぁ
  どうして
  こんなに
  気持ちいいの
  あぁ
  気持ちよすぎる
  好き
  好き
  あぁ
  またイッちゃう
  いい?」
 自分でも何を言っているのかわからないことを、なんど叫んだことでしょう。
 満さんはあれで、わたしのあそこの中を、ゆっくりゆっくり力強く、でも優しく撫でてくれながら、
 「イッてごらん
  なんどでも
  イキたいだけ
  イッたらいいよ
  私が
  ずっと
  愛しててあげるから」
 と言って、その度に、わたしを励ましてくれるのです。

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