無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　　　　　　　　　７

　「うん
　　エッチなことと
　　いっても
　　気をつけて
　　話すね」
　「うん」
　「あんなに感じる
　　里美さんが
　　セックスで
　　悩んでいたなんて
　　信じられなんです」
　「わたし
　　満さんのように
　　優しくされたことが
　　ないの」
　「そうなんだ」
　「わたしを
　　置き去りにして
　　自分だけの
　　感じだったの」
　「そうか
　　それじゃあ
　　気持ちのいい
　　セックスでは
　　なかったんだね」
　「うん」
　「私は
　　里美さんが
　　気持ちよくなるように
　　優しく優しく
　　愛してあげるね
　　里美さん
　　期待しててね」
　わたしは、満さんに抱きつきたくなるほど、嬉しくなりました。
　満さんが、どのように愛してくれるのかはわかりませんが、優しいのできっと気持ちよくしてくれるに違いないと思い、嬉しいけど恥ずかしくて黙って頷きました。
満さんが立ち上がって、わたしの手をとって立たせてくれて、わたしを優しく抱いてくれました。
　そして、二階に行きましょうと言って、わたしの手をとって、一緒に二階に行きました。