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そして、放課後…


狛犬「ねぇねぇ！これからニノん家で遊ぼうよ！」


二宮「は？ってか何で俺の家？」


狛犬「いいじゃん！近いし！」


聖輝「あっあの…腕…そんな振り回したら血が…」


狛犬「あぁ！大丈夫大丈夫！」


聖輝「でも……」


二宮「…涼野、どっかメシ食べに行こ。」


聖輝「えっ…？」


狛犬「俺も行く行く！！」


二宮「あんたは来なくていいです。」


狛犬「えぇー？！何で？！」


二宮「うるさいし一緒にいると迷惑だから。」


狛犬「ちょっ…酷くない？！」


聖輝「そっそうですよ！狛犬さんも一緒に」


二宮「病人は家でおとなしくしてろ！」


狛犬「病人って…もう大丈夫だって！」


二宮「いとこのお兄様に連絡入れてるから。」


狛犬「げっ？！マジで…？」


二宮「さっさと帰った方がいいと思うけど？」


狛犬「ゔっ…分かったよ…じゃあまたね…」


聖輝「こっ狛犬さん…お大事に…」


狛犬さんはシュンと肩を落としながら帰って行った。


二宮「こっち。」


聖輝「えっ？あっはい…」


僕は二宮さんのあとを追って行った。