新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第8章 桜蘭
優誠「えっ?死神説得するのやめたの?」
聖輝「うん…僕が説得しようとしたせいで狛犬さんが死にかけたから…」
優誠「おかしいな…あいつ大安の日以外覚醒しないと思ってたけど…」
聖輝「何か…よく分からないけど…あの人と関わると…絶対死ぬと思う…」
優誠「そうだな…極力あいつには近づかない方がいいな。」
聖輝「うん…」
猪塚「はぁ〜この資料下まで持って行くのしんどいな〜」
「パシらせたら?」
猪塚「うーん……あっ。」
聖輝「えっ?」
猪塚「涼野くん!これ…職員室まで持って行ってくれないかな?」
聖輝「えっ…僕ですか…?」
猪塚「そうそう!俺、これからコンパのセッティングしなきゃいけないんだ!じゃあよろしく!」
聖輝「あっちょっと!」
優誠「あーあ…ルーキーパシリに使われたな…」
聖輝「ハァ…ちょっと持って行ってくるね…」
僕は猪塚先生に無理やり押し付けられて、資料を職員室まで運んだ。