新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第8章 桜蘭
裕子「あら、聖輝くんのお友達?」
聖輝「はい!2年生の安田先輩です。」
安田「初めまして。」
鷹人「おぉ、そうか!どうも、いつも聖輝がお世話になってます!」
安田「いえいえ、こちらこそ。」
裕子「どうぞおかけになってください。」
安田「ありがとうございます。」
聖輝「びっくりしました…まさかここで安田さんと会うなんて…」
安田「ほんまやね、ここでバイトしてたんやね。」
聖輝「はい、安田さんはどうしてここに?」
安田「買い物しに駅の方まで来たんやけど、お店の前通ったらいい匂いしてたから…ついね。」
聖輝「そうだったんですね。」
安田「涼野くん、その制服すごく似合ってるね。」
聖輝「本当ですか?ありがとうございます。」
安田「うん、すごく可愛い。」
聖輝「かっ…?!」
安田「あははっ!顔真っ赤っか、大丈夫?」
聖輝「もっもぉ!変なこと言わないでくださいよ!」
急に可愛いなんて言われたら…
ちょっと恥ずかしくなる…
安田「ごめんごめん、ところで…このお店のオススメって何かな?」
聖輝「えっとですね…僕はこの生姜焼き定食が好きです!」
安田「そっか…じゃあそれ一つください。」
聖輝「はい!10番テーブル生姜焼き定食お願いします!」
鷹人「はいよ!」