新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第9章 小山さん
聖輝「ハァ…何で僕が…」
しかもいつもより重いし……
コンコンッ
ガラガラ…
聖輝「失礼します…あの、猪塚先生の机は…」
「あぁ、ここだよ。」
聖輝「あっありがとうございます…」
ドサッ
聖輝「ハァ…重かった……」
「ったく…また警察沙汰かよ…」
「まったく…こいつだけは本当に手がかかる…」
聖輝「えっ…?」
「ハァ…理事長の権力がなかったら間違いなく刑務所行きだろ…」
「でも…こいつだけは誰にも止められない…恐ろしすぎて…」
聖輝「……。」
先生達…何の話してるんだろ…
「あの〜…」
聖輝「ひゃあっ?!」
「「「「??!」」」」
僕の叫び声が職員室に響き渡った。