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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第9章 小山さん



聖輝「びっくりした…もぉ小山さん…!!」


小山「すっすいません…あの…何されてるんですか…?」


聖輝「いや…猪塚先生に頼まれて資料を運んでました…」


小山「またですか…?よく使われますね…」


聖輝「はい……」


「きみ!!職員室で急に大声出すんじゃないよ!!」


聖輝「すっすいません!!」


「ったく…こっちはこっちで忙しいのによ…」


小山「すっすいません…僕のせいなんですよ…」


「えっ?あっいや…こっ小山くんだったら仕方ないなぁ〜!」


聖輝「えっ…?」


「小山くん!お仕事お疲れ様、お茶飲む?」


小山「いっいえ…大丈夫です…」


「小山く〜ん!夜飲みに行かない?いいお店見つけたんだよね〜」


「小山くん!これプレゼント!受け取って!」


小山「はっはぁ…あの…」


聖輝「小山さん…?」


小山「あっあの…ちょっとこっちでお話しましょう。」


聖輝「えっえっ?」


僕は小山さんに腕を掴まれ、職員室を出た。

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