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聖輝「これで…いいんだ…」


こうしないと…櫻井様を余計に傷つけてしまうから…


聖輝「……。」


櫻井「聖子ちゃん。」


聖輝「あっ、櫻井様。」


櫻井「お待たせ、じゃあ行こっか。」


そう言うと、櫻井様は右手を差し出してきた。


聖輝「はい。」


僕はその手を左手で握りしめた。


櫻井「この近くにね、美味しいレストランがあるんだって。」


聖輝「へぇ…そうなんですか。」


櫻井「うん、確かこの辺に…おっあった、あそこだよ。」


連れて来られた場所はおしゃれなレストランだった。


櫻井「お昼ここでいい？」


聖輝「はい。」


僕達はレストランに入り、ゆっくりとおしゃべりをしながらランチを楽しんだ。