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優誠「武田信玄…確か風林火山で有名な武将だよな？」


聖輝「うん。」


優誠「もしかして…そいつ風林火山のような戦法なのか…？」


聖輝「分からない…でも…何か嫌な予感がする…」


優誠「嫌な予感？」


聖輝「うん…」


優誠「そうか…でもこれも明日にならないと分からないからな…」


聖輝「そうだね…」


「おい、ルーキー！」


聖輝「えっ？」


「何かお前に用事あるんだって。」


聖輝「えっ、誰だろう？」


優誠「ん？」


教室の入り口には知らない人が立っていた。


聖輝「あっあの…僕に何か用事でも…？」


「いや、これ…渡してほしいって…」


聖輝「えっ？」


「そっそれだけ…じゃっじゃあ…」


聖輝「あっちょっと！…行っちゃった…」


優誠「ルーキー？」


聖輝「何かね…メモもらったんだけど…」


優誠「メモ？」


聖輝「『放課後、理科準備室で待つ。』」


優誠「は？誰？」


聖輝「分からない…名前も書いてないし…何か気持ち悪い…」


優誠「別に行かなくてもよくね？」


聖輝「うっうーん…」


優誠「ん？裏に何か書いてる。」


聖輝「えっ？」


優誠「『一人で来なければ…貴様の周りのモノが燃ゆ。』」


聖輝「えっ？！」


優誠「脅迫かよ…」


聖輝「じゃっじゃあ…」


優誠「行かないとダメみたいだな。」


聖輝「うわぁ…何か怖いなぁ…」


優誠「まぁ、頑張れ。」