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聖輝「あっあなたが…武田信玄…？」


信玄「そう…名乗っておこう……」


聖輝「あっあの…えっと…どうして僕の名前を…？」


信玄「敵側の情報を掴むのは戦するには必須のこと……」


聖輝「いっ戦…？」


信玄「涼野聖輝……俺とサシの勝負しろ…」


聖輝「しょっ勝負？！」


信玄「俺に勝てば…貴様の周りに危害は加えん…しかし！！俺が勝った場合…忠告通り…貴様のクラスを破壊へと導くだろう……」


聖輝「そっそんな…僕…ケンカとか本当できないんです！！」


信玄「手懐けた犬どもを連れて来なかった自分を悔やめ…」


聖輝「そっそんな……」


信玄「…時は満ちた…いざ勝負！！」


聖輝「いやっ…！！」


ガチャッ ガチャッ


聖輝「あっあれ？！開かない！！」


信玄「途中棄権は無しだ…さぁ…こっちに来い…！！」


聖輝「やっやぁ…助けて…！！」


ガッ！！


聖輝「ひぃっ？！」


信玄「貴様のせいでクラスも終わりだ…！！」


ビュンッ！！


聖輝「いっいやぁー！！！」


バンッ！！


「「？？！」」


「へぇ…ここってこんな風になってたんだ。」


聖輝「あっあなたは…！？」















僕は夢でも見ているのかと思った。















ドアを蹴飛ばし壊したその人物は…















僕のよく知る…


















































二宮さんだったからだ。