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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第12章 ケルベロス



黒服「あの…ちょっと言いにくいんだけど…」


聖輝「はい、何ですか?」


黒服「さっき、お客様の手を握っていたでしょ?あれ…櫻井様も見てたらしくて…」


聖輝「えっ…?!」


黒服「ちょっと怒ってる感じだから…部屋に入ったら必ず謝ってね…」


聖輝「はっはい…」


どうしよう…


まさか見られてたなんて…


早く謝らないと…!!


僕は急ぎ足でVIPルームに向かい、ドアに手をかけた。

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