新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第14章 亀裂
狛犬「…あれ?さっきのカード何だっけ?」
優誠「スペードの6だろ?」
狛犬「そうだ、スペードの6だ!」
聖輝「…ない……」
狛犬「えっこっちもないよ?」
優誠「…ない…何でだ…?」
聖輝「あっ分かった!二宮さんが隠し持ってるんですね!」
二宮「じゃあ調べろよ。」
狛犬「身体チェック!」
優誠「どっかに隠し持ってるはず…」
聖輝「うーん…ない…!!」
二宮「ちょっどこ触ってんだよ?!」
狛犬「あははっごめんごめん!でもないね…カード…」
優誠「くっそぉ…カードにも仕掛けなかったし…」
聖輝「すごい…僕達…本当の魔法を見ましたね…!!」
二宮「魔法じゃねぇよ。」
狛犬「じゃあタネ教えてよ!!」
「最初見せたカードが2枚重ねになってるだけや。」
聖輝「えっ?」