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優誠「…って、俺ら何の話してたっけ？」


狛犬「えっとね…あっ、トランプ事件の話！」


二宮「ざっくりしすぎだろ。」


聖輝「あの…トランプ事件の犯人は横山さんじゃないんですか？」


横山「だって俺手ケガしてるもん、マジックできひんもん。」


狛犬「とかいいながら…実は器用だったりして！」


横山「片手でマジックはできひん！それに片手でケンカできるほど強ないし！」


二宮「確かに、片手でマジックするのは難易度が高すぎる。」


聖輝「じゃあ…別の人ですね…」


横山「あのな、俺…その事件の犯人心当たりあるねん！」


狛犬「えっ本当？！」


横山「それに、トランプは正味関係ないと思うねん。」


優誠「何で？」


横山「トランプは犯人の矛先を変える為のダミーや！」


二宮「ダミー？」


横山「そう！お前さっき、トランプ持ってるからって俺やこいつを犯人扱いしてたやろ？」


聖輝「あっ…」


横山「そこがポイント！自分があたかも犯人じゃないように細工をする…ずっるい奴や！」


狛犬「なるほど！確かにずるい！！」


二宮「なかなか鋭い分析だな。」


横山「まぁね〜」


優誠「それで、事件の犯人に心当たりがあるっていうのは？」


横山「俺さ…実は昨日見てもうてん…トランプ事件の犯人！」


狛犬「えぇ？！どこで見たの？！」


横山「駅の裏道でな…行きつけのお店に行く時や…この目でばっちりや！」


二宮「ふーん…どんな奴か覚えてるの？」


横山「スマホで写真撮ったから証拠あるで！」


狛犬「見せて見せて！！」


横山「えっと……こいつや！！」


優誠「倒れてる奴のそばにトランプ置いてある…」


横山「これの一個前の写真に犯人の顔が写っとるわ！」


二宮「どれ？」


横山「いくで…トランプ事件の犯人はこいつや！！」


狛犬「…えっ？！」


優誠「はぁ？！」


二宮「まさか……」


聖輝「うそ…？！」














信じられなかった…















だって…写真に写っていた人が…


















































松本さんだったから…