新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第15章 クラウン
教頭「確かにさが高の生徒が起こした問題は数知れない…でもそれは!理事長や校長の指示によって穏便に済んだこともある…」
教頭「しかし!松本の場合は違う…学業には集中しないわ傷害事件や万引きはするわ…もはや学校で奴を守る意味がない!」
狛犬「てめぇ…!!」
ガッ!!
優誠「やめろっ!!」
狛犬「何で止めるんだよ?!」
優誠「今ここで暴力ふるったらお前まで退学になるぞ?!それでもいいのかよ?!」
狛犬「でっでも…!!」
聖輝「狛犬さんがさが高から消えたら…誰が松本さんを迎えるんですか…?」
狛犬「?!」
聖輝「松本さんは…きっと何か事情があるはずなんです…ここで狛犬さんが消えちゃったら…松本さんは壊れてしまいます…!!」
優誠「そうだな…今の時点で松潤のそばにいてやれるのは…お前だけだもんな…」
狛犬「涼野くん…早坂くん…」
教頭「馬鹿馬鹿しい…松本の退学は決まってるんだ!!今更どうあがこうが自体は変わらない!!」
狛犬「だったら…証拠探す!!松潤がやっていないって証拠を見つける!!」
教頭「はっ、見つかる訳ないだろ!目撃者や監視カメラがある限りあいつの容疑は晴れない!」
聖輝「もし…もしも!松本さんの無実を証明できる証拠が見つかったら…退学を取り消してください!!」
教頭「ハァ…本当しつこいなぁ…」
優誠「あぁ…俺らはしつこいぜ…ダチの為だったら余計にな!!」
狛犬「松潤は…俺達が守る!!」
聖輝「お願いします!!僕達にチャンスをください!!」
優誠「頼む!!」
狛犬「このまま松潤を見捨てる訳にはいかないんだよ!!」
教頭「おっ…お前ら……!!」
「そこまで言うなら、君たちにチャンスをやろう。」
外から話を聞いていた校長先生が話に入ってきた。