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店長「あぁ…この生徒ね…確かにウチで万引きしたよ。」


狛犬「それって本当にこの人だったの？！」


店長「あぁ、間違いないよ。私が捕まえた子だからね。」


聖輝「あの、監視カメラ見せてくれませんか？」


店長「監視カメラ？警察でもない限り見せるわけにはいかないよ。」


狛犬「お願いします！！友達の無実を証明したいんです！！」


店長「無実？ははっ！さが高の奴が悪いことしてないって？笑わせてくれるなぁ！」


優誠「何だと…？！」


店長「とにかく！監視カメラは見せられない、帰れ！」


狛犬「あっちょっと！！」


優誠「くっそぉ…やっぱりダメだったか…」


聖輝「あっあの！すいません！」


店員「はい、何ですか？」


聖輝「あの、昨日ここで万引き被害があったそうなのですが…」


店員「あぁ、そうらしいね。」


狛犬「ねぇ！昨日万引きの瞬間見てた？！」


店員「いや…俺昨日休みだったので…」


聖輝「そっそうですか…」


優誠「あの店長以外に目撃者がいればなぁ…」


店員「明日来るよ、万引きの瞬間バイトだった奴。」


狛犬「えっ本当？！」


店員「うん、そいつから話聞くといいよ、目撃者の名前は矢島。」


聖輝「矢島さん…」


優誠「ありがとう！お前いい奴だな！」


店員「いや、まぁ…友達の為に一生懸命な姿見てると応援したくなるから…」


狛犬「ありがとう！絶対友達を助ける！！」


店員「うん、頑張ってね。」


聖輝「ありがとうございました！」


優誠「どうする？あと行くところっていったら…事件現場か？」


狛犬「うーん…トランプ事件って駅の近くで起こってるんだよね？結構広いから手がかり見つかるかなぁ…？」


聖輝「そうですね…手分けして探しましょう！」


優誠「よし、行くか！」


僕達は駅前で解散して、トランプ事件の手がかりを探しに行った。