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優誠「…なぁ、校長に直談判した奴って…誰なんだよ？」


教頭「俺はその場にはいなかった…知ってるのは校長と理事長だけだ…」


聖輝「そうですか…」


教頭「校長自身も半分納得はしていないようだが…理事長を丸め込んだくらいだ、相当頭のいい奴なんだろうな…」


狛犬「…ねぇ、みんなで直談判した奴探そうよ！」


聖輝「えっ？」


優誠「探すってどうやって？」


狛犬「校長に直接聞くんだよ！誰に説得させられたのかって！」


松本「直接って…そんなこと答えてくれるの？」


教頭「はっきり言って無駄だ、あの人は絶対に口を割らない。」


狛犬「そこはもう、力づくでも説得させる！！」


教頭「力づくでも無駄だろう、人にはプライバシーの権利があるからな。」


二宮「そりゃそうでしょうね、理事長が関わってるなら尚更。」


狛犬「そっか…」


松本「なぁ、理事長には直接会えねぇの？」


教頭「あの方は滅多に学校には来ない、会うのは難しいだろう…」


優誠「何だよ！何もできねぇじゃねぇか！」


教頭「…俺も納得してないが…横山の件は諦めた方がいい…」


聖輝「教頭先生…」


教頭「ほら、ここを閉めるからさっさと出ろ！」


僕達は強制的に校長室から出された。