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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第18章 死神2



優誠「あっそういえば…お前、狛犬とどうなったんだよ?」


聖輝「えっ?あぁ…狛犬さんに彼女はいないみたい。」


優誠「あっそうなの?良かったじゃん!」


聖輝「でも…病院で見た人…かえでさんのことが好きなんだって…」


優誠「そっか…」


聖輝「うん、それに狛犬さんが言うには…かえでさんは松本さんのことが好きなんだって…」


優誠「えっそれって…」


聖輝「狛犬さん曰く松本さんとかえでさんが両想いなんだって…」


優誠「そっそうだったのか…」


聖輝「それにね、僕会ったの…かえでさんに…」


優誠「えっいつ?」


聖輝「土曜日、ホームセンターに買い物に出かけてたら…松本さんと一緒に買い物してた。」


優誠「ホームセンターで買い物?!」


聖輝「うん…」


優誠「ホームセンターっていうのが引っかかるなぁ…」


聖輝「だよね、僕も気になったんだ…」


優誠「休日に2人でホームセンターに買い物…関係アリだな。」


聖輝「やっぱり…優誠くんもそう思う?」


優誠「うん…」


聖輝「こんなこと…狛犬さんが知ったら傷つくよ…」


優誠「まぁな…」


聖輝「狛犬さん…」


「あら、あんた達!」


聖輝「えっ?」


優誠「げっ?!保健室のおっさん…」


北島「おっさんじゃなくてタジーだってば!」


聖輝「おはようございます、北島先生。」


北島「おはよ〜」


優誠「…行くぞ、聖輝。」


聖輝「えっちょっと!」


北島「いってらっしゃ〜い…ってちょい待ち!!」


ガシッ


優誠「うわっ何だよ?!」


北島「きみ達にタジーからお話があるの、ほら保健室行く!」


聖輝「わわっ!北島先生?!」


僕達は保健室に連行された。

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