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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第19章 渋谷先輩



聖輝「……。」


春樹「どうしたの?」


聖輝「いや…何かすごいことが起こる気がして…」


春樹「すごいこと?」


聖輝「うん……」


春樹「何かよく分からないけど…大変だな。」


聖輝「うん…」


鷹人「そういえば、明日球技大会があるんだって?」


聖輝「えっ?どうして知ってるの?」


裕子「さっきまで村上くんが来ててね、球技大会のこと教えてもらったのよ。」


聖輝「村上さん…」


鷹人「球技大会かぁ…いやぁ、懐かしいなぁ…」


裕子「そうね、クラス一致団結して頑張ってたわねぇ…」


春樹「俺も6月にあるんだよなぁ〜毎年大盛りあがり!」


聖輝「そうなんだ…いいなぁ…」


鷹人「ん?さが高もあるんだろ?」


聖輝「あるけど…不良しかいないし…」


春樹「そもそも開催されるの?」


聖輝「毎年ほとんど欠席してるんだって…」


鷹人「欠席?そりゃあつまらんなぁ〜」


裕子「あら、それじゃ球技大会している意味がないじゃない。」


聖輝「まっまぁ…」


春樹「聖輝は?球技大会出るの?」


聖輝「うん、サッカーとバスケと卓球とバレーとテニス。」


鷹人「って、ほとんど出場するんだな。」


聖輝「だって出てくれる人いないから…」


春樹「あーあ、そりゃあ大変だな…」


裕子「あらまぁ…身体に気をつけてね。」


聖輝「うん、ありがとう。」


球技大会かぁ…


そもそも対戦するのかな…

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