
新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第19章 渋谷先輩
次の日。
聖輝「……。」
優誠「……。」
聖輝「優誠くん…今日…球技大会だよね…?」
優誠「あぁ…出場率が悪いっていうのは知ってるけど……」
聖輝「これは酷すぎるね…」
全校生徒500人はいるさが高…
運動場に集まった生徒の数は20人もいなかった。
優誠「こんなんじゃ球技大会中止だろ!」
聖輝「だね…」
優誠「あーあ、こんなんだったら来るんじゃなかったな…」
聖輝「優誠くん…」
正直僕もそう思う……
狛犬「あっ涼野くん!早坂くん!」
聖輝「狛犬さん!」
狛犬「2人とも球技大会に参加するんだね!」
優誠「まぁ…暇だし…」
狛犬「イェーイ!」
聖輝「あれ?二宮さんと松本さんは?」
狛犬「あの2人は来ないよ。」
優誠「欠席かよ…」
狛犬「松潤はバイトで、ニノはさぼりだね。」
優誠「あいつら…はなから出席するつもりないだろ…」
聖輝「うん…せっかくの球技大会なのに…」
相葉「だよね〜…」
優誠「それにしても人いねぇよなぁ…球技大会開催されんのかよ…」
狛犬「去年もこれくらいだったけど、やってたよ!」
聖輝「そうなんですか…」
狛犬「うん!楽しかったよ!」
優誠「こんなんで楽しめるのかよ…」
