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優誠「別のチームになっちまったな。」


聖輝「ゔぅ…しかも僕だけ仲間はずれ…」


狛犬「あちゃ〜涼野くんだけ離れちゃったね…」


優誠「しかも後のメンツ全然知らねぇし。」


狛犬「えっとね、こっちのチームは俺のクラスメイトや同級生がほとんどだね！」


優誠「マジで？結構ガチでやりそうじゃね？」


狛犬「うん！みんな球技大会大好きだから！」


聖輝「いいなぁ…僕もそっちのチームが良かったなぁ…」


猪塚「それじゃあ各球技誰が出場するかチームで話し合ってくれ！！」


優誠「じゃあ…俺ら行くわ。」


聖輝「うん…お互い頑張ろうね。」


狛犬「うん！またあとでね！」


僕達はそれぞれチームメイトのところへと向かった。


聖輝「…ハァ……」


「あぁ…だりぃ…」


「出なかったら退学とかふざけんなって！！」


「俺も出席日数やべぇから出ろって言われたし…」


聖輝「……。」


神様…これはいじめでしょうか…


僕のチームは誰一人球技を楽しもうと思っている人がいません…


聖輝「あっ…あの…」


「あ？何だよ？」


聖輝「その…どれに出るか…決めないと……」


「適当でいいだろ、んなの。」


「あっ、俺楽なやつで。」


「俺も〜」


聖輝「……。」


どうしよう…


狛犬「じゃあ俺全部出るね！」


「お前すげぇなぁ〜」


「あははっ！こいつバカだから。」


狛犬「はぁ？！バカじゃねぇし！！」


「いやいや、こいつの頭ん中クルクルパーだから。」


優誠「あははっ！クルクルパーって！」


狛犬「ひっどい！！」


「あははっ！あとは好きなもん選ぼうぜ。」


「俺絶対バスケな！」


聖輝「……。」


あっちのチームすごい楽しそう…


聖輝「…ハァ……」


「何や、こっちのチームはしけてんな。」


「あ？」


「誰だてめぇ…？」


聖輝「まっ魔王さん？！」


「「「「「魔王？？！」」」」」