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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第20章 5syoku



松本「じゃあ明後日7時に駅前集合な。」


聖輝「しっ7時…?!」


優誠「7時って…早すぎじゃね?」


狛犬「別荘の管理人さんが朝早くから車回してくれるんだよね〜」


二宮「遅れたら置いていくから。」


聖輝「僕起きられるかなぁ…」


優誠「俺も寝坊しそう…」


狛犬「じゃあ俺がモーニングコールしてあげる!」


松本「声がデカいから意外と効くよ?」


優誠「じゃあ…お願いします。」


狛犬「りょーかい!」


聖輝「…あっ!」


二宮「ん?」


聖輝「錦戸さーん!!」


狛犬「えっ…?」


錦戸「?!」


聖輝「おはようございます!」


錦戸「…おは…よう…」


狛犬「なっ…何で…?」


優誠「あっ…いや、あいつさ…実は」


ガッ!!


松本「てめぇか…雅紀にケガ負わせた奴は…!!」


聖輝「まっ松本さん!あの、あれは」


松本「二度と俺達に近づくんじゃねぇ!!」


錦戸「……。」


聖輝「違うんです!錦戸さんは」


シュッ


聖輝「?!」


松本「あぶねっ!」


錦戸「…大安……」


松本「はぁ?」


錦戸「今日…大安やから…俺に近づかんとって…!!」


聖輝「錦戸さん…」


錦戸「……。」


聖輝「あっ…待って!」


松本「おい!何であんな奴気にするんだよ?!お前だってケガさせられたんだろ?!」


聖輝「だって錦戸さんは…」


狛犬「涼野くん!大丈夫?!」


聖輝「はっはい…」


二宮「錦戸亮…安易に近づくべきじゃねぇな。」


優誠「あいつ…何で聖輝に…」


松本「とにかく!あいつには近づくな…いいな?」


聖輝「……。」


狛犬「ほら、早く行かないと遅刻しちゃうよ!」


聖輝「錦戸さん……」

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