新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第20章 5syoku
聖輝「お待たせしました。」
二宮「手貸して。」
聖輝「あっはい。」
松本「へぇ…それが麦穂帯?」
二宮「そう、8の字のように巻くことで取れにくくなる。」
狛犬「すげぇ〜!!」
聖輝「おぉ…」
優誠「でも、何で麦穂って名前なんだ?」
二宮「巻き終わった形が麦の穂に似てるから。」
狛犬「麦の穂?」
聖輝「麦の上の部分が交差にふさふさってしてるところが麦の穂ですよ。」
狛犬「あぁ!あの先っちょね!」
松本「先っちょだけじゃねぇけど…」
優誠「ニノすげぇな…」
二宮「別にこれくらい知っててもどうってことない。」
松本「また強がって…」
聖輝「麦穂帯…あとでやり方教えてください!」
優誠「あっ俺も!」
松本「俺もよろしく。」
狛犬「じゃああとでニノに教えてもらおー!」
二宮「めんどくさい。」
優誠「そんなこと言うなって!俺らダチだろ?」
聖輝「僕も1人で巻けるようになりたいです!」
二宮「…覚えてたら。」
狛犬「イェーイ!」
松本「そんなにはしゃぐことか?」
優誠「まぁまぁ、そこはいいじゃん。」
聖輝「そうだね。」