新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第22章 御曹司の疑惑
シャーッ
聖輝「どっどうですか?」
「わぁ…すごくお似合いですよ!」
聖輝「あっありがとうございます…」
「これなら、彼氏さんもメロメロですね!」
聖輝「かっ?!そっそんなんじゃないですよ!」
「ふふっ、でもすごく綺麗ですよ。」
聖輝「ありがとうございます…」
綺麗かぁ…
何かそう言われると嬉しいかも…
「ねぇねぇ、ちょっとあの子見て。」
「えっ何あの子…めっちゃ可愛いんですけど。」
「綺麗〜モデルさんかな?」
「あのワンピースめちゃくちゃ似合ってるよね〜」
いつの間にかお店に来ていた女性客達が僕のことを見てざわざわしていた。
聖輝「あっあぁ!あの、これください!」
「はい、ありがとうございます。」
僕は恥ずかしくてさっさとお会計をしてお店を出た。