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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第20章 かき氷と欲望

その様子を見ていた
要様は

少し大きめの氷を摘まんで

あろうことか
私の
メイド服の
襟口に
放り投げたのです

「ひゃっぁああ!!!冷たッ!!」

「ほら、氷取ってやるから
ボタン外せよ…」

要様は
イジワルな笑みを浮かべて
戸惑う私をジッと
見つめています

私は
その目に逆らえず

ボタンを外し
シャツをはだけさせました

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