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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第20章 かき氷と欲望

女の準備は長い

綺麗になる為の時間と思えば
気も楽に待てるが

待たされてる相手が
夏目となれば
話は別だ

いくら時間をかけても
同じことだろうに

痺れを切らしかけたところ
爺が準備が出来ましたと
夏目を連れてきた

俺は
息を飲んだ

そして
夏目を見た瞬間
激しく動揺した

持っていた扇子を落としてしまうほどに...

「へっ変ですよね…」

恥ずかしそうに俯く夏目の様子は
俺の下半身を直撃した

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