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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第3章 百合?

阿呆な私は
こともあろうか

ご主人様に刃向かって

脱がされた洋服をかき集め
部屋から飛び出したのでありました。

「あんなっ
あんな人だったなんて!

キスなんかされて...

あんなこと…///
もぅ……帰りたいよ」

外見に惑わされ、
未知の感覚に翻弄され

大切なものを無くしかけた自分が
情けなくて

涙が止まらないのでありました。

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