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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第26章 永遠の愛を君に

夏目side

重い扉が開いて
要様が振り返った時

世界中から嫉妬されても
おかしくないほど

その立ち姿は美しく

眩暈がしそうな程
眩しくて
まばゆくて
神々しいものでした。

今日
私は、この人の妻になるのです。

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