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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第6章 月夜の狼

「わ私は…
どちらも好きです///
 
要様が与えて下さるのなら
どんなものだって好きなんです…//」

「素直なお前は可愛いな」

「ッ/////」

「そんなこと言われると
止まらなくなるだろ…」

今度は
熱っぽい視線に絡み取られ
激しく唇を奪われます

口の中に
要様の舌が入ってきて

私の中を
出たり入ったり犯します

舌先を刺激され
飲みきれない唾液が
顎を伝いはしたなく零れ

眩暈を起こしそうなほど
濃厚なキスが続きます

足がガクガク震え
キスの快感で
立っていられなくなる頃

やっと
要様が唇を解放して下さいました

二人の間には
銀色の糸が引き

月明かりによって
キラキラと
妖しく光っては途切れました。

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