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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第2章 女神?

「っ//近っっ
 でも、美しい…」

「逃げ出したくなったか?」

「まっまさか!!
私に家族の命運がかかってるんです。
簡単に逃げ出せません!!

それに、ご主人様に会うまでは、
テッカテカに禿散らかした
 
悪代官みたいなご主人様でも
頑張って奉公しようって
決めていたんです。

だから、要様を見たとき
私、幸せだなぁって思いました。
 
こんなに綺麗な方に
尽くせるんですから...
 
ここに売られてきて、良かったです。
生きてるうちに
絶世の美女に会えて
夏目は、幸せ者です!」

はっ!

私は我に返って
しゃべりすぎたことを
反省いたしました。

私の良くない癖です。

テンパりすぎて
はしゃぎすぎてしまいました。

要様も困惑顔です。

「ふふふふ
面白いね。
お前は...
イジメがいがありそうで楽しみだよ」

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