
歪んだ僕らの
第3章 暴力的な愛
「もう本当きーくんて変なところ強引だよね…んっ、えっ、きーくん?」
「何?」
「な、なにって…手!ふ、服の下に手が…」
若葉の腹に回していた手をシャツの下にいれて直に腹に触れると若葉が過剰に反応した。
構わず腹から上に手を持っていく。
下着越しに胸に触れると若葉がくぐもった声をあげた。
そのまま下着をズラして突起を摘むと若葉の身体がビクリと震える。
「若葉、気持ちイイ?」
「…っ、やだ!!」
若葉が思い切り俺から離れた。
自分の胸を服の上から抑えながら、顔を真っ赤にさせて俺を睨みつけている。
…あーァ失敗
頭で軽く考えながら何も言わずに若葉をじっと見つめれば混乱したように若葉が喋り出す。
「な、なんでこんなことするの?きーくん、ずっと優しかったのに…これじゃしてることあおちゃんと一緒だよ!」
「あー…」
やっぱりめんどくせぇなァ
