歪んだ僕らの
第5章 まどろみ
今日の朝、僕の家を尋ねてきたわかばちゃん。
何も言わなかったけど僕のところに来たってことはつまりそういうことだろう。
遂に、僕達は両想いで、恋人になったんだ。
そして今日は記念すべき初デートの日。
まずはわかばちゃんの好きなケーキを食べてからショッピングにでも向かおうかと計画している。
カフェを出てショップまで並んで歩く。
僕の横を歩くわかばちゃんの小さな手を絡めるように繋ぐ。
一瞬ビクリとしながらも戸惑いつつ、僕の手を握り返してきた。
「…わかばちゃん、キスしていい?」
「え!?だ、だめだよ!」
「なんで?」
「なんでって人いっぱいいるし、は、恥ずかしいよ」
「…はぁ。わかばちゃん、可愛すぎるよ」
「んっ」
そっと軽くキスをして離せば、わかばちゃんの顔が真っ赤になる。
もっとしたいけど…こんなわかばちゃんを他の奴らに見せたくないし、ここは我慢しよう。
何も言わなかったけど僕のところに来たってことはつまりそういうことだろう。
遂に、僕達は両想いで、恋人になったんだ。
そして今日は記念すべき初デートの日。
まずはわかばちゃんの好きなケーキを食べてからショッピングにでも向かおうかと計画している。
カフェを出てショップまで並んで歩く。
僕の横を歩くわかばちゃんの小さな手を絡めるように繋ぐ。
一瞬ビクリとしながらも戸惑いつつ、僕の手を握り返してきた。
「…わかばちゃん、キスしていい?」
「え!?だ、だめだよ!」
「なんで?」
「なんでって人いっぱいいるし、は、恥ずかしいよ」
「…はぁ。わかばちゃん、可愛すぎるよ」
「んっ」
そっと軽くキスをして離せば、わかばちゃんの顔が真っ赤になる。
もっとしたいけど…こんなわかばちゃんを他の奴らに見せたくないし、ここは我慢しよう。