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愛のおねだり

第1章 愛のおねだり

         31

 あたし、嬉しくて気持ちよくて、すぐ泣きだしてしまいました。
 優さんは、さっきよりも長く長く愛してくれました。
 あたしは、なんどもなんどもエクスタシーに達しました。
 「あぁ
  イッちゃう
  また
  イッちゃう
  優さん好き
  優さん好き
  あたし
  もう
  ダメ」
 と叫び続けました。
 優さんも、
 「優希ちゃん
  大好きだよ」
 と、なんども言ってくれました。
 優さんは、こんども、いっぱいいっぱい精をくれました。
 あたし、優さんが精をくれているあいだ、エクスタシーに達し続けていました。
 優さんは、精をくれるのが終わってからも、あたしを優しく抱いてくれています。
 あたしのあそこの中に、優さんのあれが、まだいてくれています。
 「優希ちゃん
  まだ
  愛してほしい?」
 「うん
  愛してほしいけど
  いまは
  あたし
  優さんのあれを
  感じたまま
  すこし
  眠りたい
  いい?」
 「私のあれが
  入ったままが
  いいの?」
 「うん
  駄目?」
 「いいよ
  優希ちゃん
  横むきになって
  左足を
  私にかけて
  そう
  そんな感じ
  このまま
  抱いててあげる
  優希ちゃん
  眠っていいよ」
 「眼がさめたら
  優さん
  愛してくれる?」
 「もちろんだよ
  優希ちゃん
  ゆっくり
  眠ったらいいよ」
 あたし、それからすぐに眠ってしまいました。
 あたしが眼をさましたとき、優さんのあれが、あたしのあそこの中にいてくれました。
 あたしが眠るまえよりも、優さんのあれは固く逞しくなっているようです。
 あたし、すこし恥ずかしくなりました。
 とっても嬉しいのですけど、恥ずかしいのです。
 あたしが眠っているあいだも、優さんのあれが、あたしのあそこの中にいてくれたんだと思ったら、恥ずかしくなったんです。
 でもとっても嬉しくて、あたし、
 「優さん
  愛してほしい」
 と言いました。
 優さんは、その日からずっと、あたしを愛してくれています。
 あたし、優さんが言ってくれるのが待ちきれなくて、
 「優さん
  愛して」
 と、毎日のように優さんの家に行って、おねだりしています。


          終
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