極道様に、愛のキスを。
第2章 Love♡2
「それってイケメンですかね〜
ね、百合先輩」
「萌ちゃん、おつかれさま。」
社内で、おそらく一番オシャレに気を使っている
であろう
彼女は 佑月 萌(ゆずき もえ)彼女は
わたしの後輩。
「わたし、この間彼氏に振られたんですよ。
だからイケメンだったら
アタックしようかなって」
「こりないなあ。佑月は。勉強しろ。すこしは」
「え〜だって一回きりの人生ですよ?
楽しまないと。ね、百合先輩」
「…っ…そうね、楽しまないと。」
「わあ、ですよね!百合先輩」
人生は一度きり。