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妄想の世界

第6章 抒情詩〜S

あなたは今何してる?

逢いたいと思うだけで胸が痛む

目を瞑ればあなたの顔がうかぶ

あなたの事しか考えられない

こんな俺にあなたはいつものように

ふにゃふにゃの笑顔で笑ってくれるかな

あなたも俺の事思ってくれてる?

趣味の多いあなたの事だから何か創作してるかな

あなたが俺にくれた素直な愛の言葉

いつも照れてはぐらかしてごめんね

今度逢う時は俺からもちゃんと伝えるよ

あなたはきっと照れて

どうしちゃったの?って聞くよね

当たり前だった日常が懐かしいね

空を見れば真昼に浮かぶ月

あなたも見てるかな…

そばに行きたい

あなたに逢うまで独りでも平気だったのに

あなたがいない部屋は広く感じるよ

気配はあちこちに落ちているけど

あなたの匂いが消えていくんだ…

あなたが描いてくれた絵を何度もみる

愛が溢れてきて苦しくなる

あなたは何かを創作しだすと

俺の事も忘れて没頭してるけど

そんな姿を見てるのが好きなんだ

不意にあなたが画面に映る

早く逢いたいね

声だけなんて苦しいよ

あなたに触れたい…

あなたに逢えないと1日が長いよ

あなたは俺の夢をよく見るって笑ってた

俺の夢には出てきてくれないの?

今は逢いたいけど逢えないから

あなたは夢に見てくれる?

そんな事ぐるぐると思っていたらあなたからのメール

夢の中で愛してあげる

バカって返事する素直になれない俺を許して

でもきっとあなたには伝わってるよね

照れてるの?って聞く意地悪な顔がうかぶ

今はまだ逢えないけど夢の中

あなたを待ってるから抱きしめにきて

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