
狼からの招待状
第4章 迷路 -MIROH-
…明るい月が、窓辺を照らす。
「ユノ先輩。お久しぶりです」微笑むユノ─。「ソウルも久しぶりなんです。…だいぶ変わりましたね」
黙ってユノは頷いた。微笑みを浮かべたまま─「来る途中、漢江公園の近くで、連翹を見かけました」「やっと少しずつ…暖かくなってきたよ」
あかるいマホガニーの扉がノックされ、硝子瓶の黄金いろのお茶が二人の向かい合う卓に、やってくる。茉莉花が、はなやかに香る……
「光化門広場も、一車線だけになって、静かでした」ユノが硝子碗を手にした。「この部屋も静かだ─」……………
「大事な話…、ソウルにわざわざ忙しい君が来る。それで個室とった」 グレが硝子碗を置き、「お時間おありですか。ユノ先輩」…頷く。
「チャンミンさんの今後の治療方針ですが─」「うん。…」「頭の影がやはり、問題です」「そ─う」「チャンミンさんは若い頃に、薬物の使用が、あったのではないですか」「……」
物思いにしばらく沈んだユノ、─顔を上げ、「どうして…」グレの瞳がやわらぐ。
「先輩が帰国されて直ぐ、チャンミンさんはリハビリ中に倒れて、脳スキャンを撮ったんです」ユノは黙ったまま、聞いていた。
「ユノ先輩。お久しぶりです」微笑むユノ─。「ソウルも久しぶりなんです。…だいぶ変わりましたね」
黙ってユノは頷いた。微笑みを浮かべたまま─「来る途中、漢江公園の近くで、連翹を見かけました」「やっと少しずつ…暖かくなってきたよ」
あかるいマホガニーの扉がノックされ、硝子瓶の黄金いろのお茶が二人の向かい合う卓に、やってくる。茉莉花が、はなやかに香る……
「光化門広場も、一車線だけになって、静かでした」ユノが硝子碗を手にした。「この部屋も静かだ─」……………
「大事な話…、ソウルにわざわざ忙しい君が来る。それで個室とった」 グレが硝子碗を置き、「お時間おありですか。ユノ先輩」…頷く。
「チャンミンさんの今後の治療方針ですが─」「うん。…」「頭の影がやはり、問題です」「そ─う」「チャンミンさんは若い頃に、薬物の使用が、あったのではないですか」「……」
物思いにしばらく沈んだユノ、─顔を上げ、「どうして…」グレの瞳がやわらぐ。
「先輩が帰国されて直ぐ、チャンミンさんはリハビリ中に倒れて、脳スキャンを撮ったんです」ユノは黙ったまま、聞いていた。
