妄想小説
第7章 脱毛サロン
店の中は、受付の先に個室が二つだけあるこじんまりした造りになっていた。
そのうちの一つの部屋に通され、裸になってバスタオルを巻いて待つように言われる。
言われるがまま全て脱ぎ、白いふわふわのバスタオルを巻いてベットに腰掛けた。
『ご準備よろしいでしょうか?失礼いたします』
その言葉の後、入ってきたのは背の高い男性だった。
「えっ?」
『店長の酒井と言います。はじめてのお客様ですので、よろしければ私が担当させていただきたいのですが…いかがでしょうか』
「はぁ…いや、でも…」
さすがに渋っていると、『施術の経験は豊富ですのでご安心ください』とにこにこされる。
まぁ慣れてるならいいか…と思い、了承した。