無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ぐっと圧力がかかったと同時に、焼けるような痛みを感じて、思わず顔をゆがめた。




「……っ、もっと、ちから抜ける？」



苦しそうな声に聞こえて、ふうっと息を吐きながら力を抜こうとするんだけど。



ぐっと押し入ろうとする感覚に、また力がはいってしまう。



「……ごめ……わかんな、い……っ、どうすれば……いいの……っ？」


「落ち着いて。ごめん、大丈夫。ゆっくりやるね」


「……でも、力はいちっちゃう……っん、あ……」


「いいよ。……ぜんぶ俺に任せて」


絡み合う視線、優しい声色。

胸の奥まできゅんとした。


「ちょっとだけ動くね」



焼けるみたいに痛かったソコを、小笠原くんの先がほんの少し出し入れしはじめた。


「あ……、あぁ……っ」


少しずつ潤滑になって、擦れる痛みが無くなっていく。



それどころか、どんどん快感が押し寄せてきて。



ぬるぬると小笠原くんの固さが滑って、先だけでもきもちいい……。


でもそんな余裕はすぐになくなり、あたしの声は高く、甘くなっていく。



あぁ……やばい、どうしよう。


またイっちゃいそう……っ。



――ぴちゃ、ペロ、ちゅぱ……



唇と舌が胸を愛撫しながら、小笠原くんの腰がゆっくりと前後する。


同時に、そんなの。


そう思った時、いたずらにクリを撫でられて、甘く声が上がる。


一気に全身に膨らむ快感。


「ま……ま、って……」


あ……あ、やばいかも。

だめ、イっちゃう……。


「痛い？」



ピタッと、動きを止めてくれたのに。


「……っ、あぁーーっ」


間に合わなくて、あたしの体はあっけなく跳ね上がった。