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キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~

第5章 鬼畜変態野郎と縛りプレイ



さっきの小走りで限界までアソコが擦れてしまった。自分で分かるくらいに、クリトリスが充血してる。動けば動くほどジンジンして、もう真っ白になりそうだ。

全身から汗が出て止まらない。荒い呼吸をするたびに、縄が食い込んで、アソコがジンジンが響く。あーもう!また……深く強く噛まれたい。


「……はぁ……はぁ……」


まるで発情してるみたいた。真っ白でドロドロでフワフワしたアレがほしくてほしくてたまらない。

もう少しなんだ。あと少しでくるのに届かない。今すぐほしいのに、あと少しが足りなくて、もどかしい。


「(もうムリ。これ以上……どうなっちゃうか分かんない……)」


当たり前のことをしてるだけなのに、体も欲情も膨れ上がって破裂寸前。これ以上動くと限界を突破してしまう。

でも、家に早く帰るためにも歩かなきゃいけないから、自分が出来る限りの速さで歩き進めた。

うつ向いて歩いてると、「もうすぐ着くな」とこの人の声が聞こえた。我慢してた欲情が綻びだした。荒かった呼吸がもっと早くなったから、口を手で押さえた。


「帰ったら噛むか」


この言葉のせいで、この人が与えてくれた痛みがリピートされてしまう。ほしくてほしくてたまんなかったところに、あれも感じたら、限界まで膨れ上がってた【何か】は破裂してしまう。

でも、どう意識しても、あと少しがやっぱり届かない。イケないもどかしさで、ジワッと涙が溜まった。


「……っ、まだ?」

「待てよ」


やっと玄関前に着いたのに、ズボンのポケットに手を突っ込んだまま、なかなか鍵を取り出してくれない。もしかしたら普通の時間なのかもしれないけど、今の私にとっては長く感じてしまう。


「おっ、あった。待たせて悪いな」

「いいからっ、早くっ」

「ハイハイ、ワカリマシタ」


いつもの棒読みが鼻につくけど、それどころじゃない私は、鍵が開いた瞬間、この人を押し退けて、扉を開けて家に入った。

でも、家に帰ったからって、もどかしさが解消されるわけじゃない。そのことに気づいて、何かもう力も抜けて、へたーっとその場に座り込んでしまった。


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