
邪恋の爪痕と片恋の彼
第5章 残りカスの薫り
――――チュクチュク…シュポシュポ…
「///やっ、なら――――擦るな!擦るな…!」
ガクガクと境井さんはこれ以上刺激するなと身を捩る。
しかし、痙攣する身体は止まらず……結果的に、涙目で俺を見つめ――――…懇願し始めた。
「もぅ、ダメ…///イク――――イク…から…イかせて…くれ」
さっき…乳首で豪快にイッたのに、前立腺を擦られ…泣きながらイかせて欲しいと頼むなんて――――…。
「///もっと……おねだりしてください。俺は、貴方のお願いならなんでも聞いちゃいそうです」
――――チュクチュク…チュクチュク
しつこくソコを擦られる切なさを知っている俺は、境井さんが今どついう状況か想像がつく。
しかし、三本の指を咥え「アヒ、アヒ」言っている境井さんが可愛くて仕方がないもの事実。
――――俺って…こんなサドっけあったかかな?
「///も――――っと、密着…して…いっぱいにして……擦られたい……。真壁……入れて…真壁……お前ので…擦って…くれぇ…///そ、それに……奥に……精液…欲しい…」
「――――え?////ぇ?」
俺は、頭の中が真っ白になった――――…。
今…この人……なんて言った?
