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邪恋の爪痕と片恋の彼

第5章 残りカスの薫り


「奥に――――精液が欲しい?」


俺は、境井さんが言った詞書が信じられずに泣いている顔を覗く。


「///ハァハァ…ハァハァハァハァ…欲しい…欲しい……熱くて…固いの……あの日みたいに――――…俺を……」



――――あの日みたいに…


胸が締め付けられた…この一週間で忘れられてしまったんだと思っていたのに……


“あの日の様に…欲しい”と、言ってくれた――――…。


「///もちろん……あげますよ、コレは貴方のモノですから…」



俺は、自分のを下着から取り出すと…たっぷりローションを垂らした。


すでにトロトロになった穴に密着させると押しつけていないのに…くっぱぁ…と、門が開き俺を受け入れる!


「///あっあ・あ・あ・あ・あ――――…真壁
…」


力を上手に抜き…俺を飲み込むその姿はもう…立派な“受け身体”だと俺は思う。



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