テキストサイズ

邪恋の爪痕と片恋の彼

第2章 ペアグラス


「境井さん――――…これまで、付き合ってきた彼女たちって…相手からの告白じゃなかったですか?しかも「ごめん、なんかイメージと違った」見たいなニュアンスでフラれてませんか?」



――――え?んんん?



「…た…確かに…で、でも!ちゃんと誠実に付き合ってきたきたぞ!」


「アクションは全て――――彼女さんたちじゃなかったですか?」



――――ぬぬぬぬ…ん~…確かに…。


「思い当たりますか?」


「///彼女のしたいことを…していた気がする……」


「SEXも――――…彼女たちからのアプローチでしたって感じですか?積極的に抱いた事は…数えるくらいしかなかったりして……」



――――い…言われて…見れば……。



「そりゃぁ――――…フラれますよ。俺でもそんな彼氏は嫌ですからね…」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ