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邪恋の爪痕と片恋の彼

第13章 けじめと荒療治


野田が亡くなって――――…約…半年…



俺の時間は…ほぼ…



動いていない…。




でも――――…




「境井さ~ん、目玉焼きがいいですか?それとも、オムレツがいいですか?」




今の俺は――――…



少しづつだが…進みだしたいと思い始めている。




「境井さ~~ん、聞いてます?」



「――――目玉焼き…」




こいつが…俺を…見つけてくれたから……。




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