菜摘と瑠花の日常♪
第3章 修学旅行1日目
急いで終わらせても、瑠花はまだ帰ってこない。
菜摘は「寝ちゃったのかな…」と思いながら洗面台に行くと、案の定瑠花は壁にもたれて居眠りしていた。
一応見たところ口はゆすいであるらしい(笑)
そんな居眠りする姿が可愛くて、つい起こすのが可哀想になってしまい、菜摘は瑠花を起こさずに抱き上げ、近くにあったタオルを収納する小さな棚の上に座らせる。
そして急いで歯磨きをした。
またひょいっと瑠花を抱え、ベッドに寝かせてあげる。
そして菜摘も同じベッドに入る。
「おやすみ…」
菜摘は小さくそう瑠花に呟きかけ、触れるだけの優しいキスをして眠った。
夜中、ふっと菜摘が目を覚ますと、瑠花が菜摘に抱きつきながら眠っていたとか…。
菜摘はそんな瑠花にきゅんとしながらもまた眠った。