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可愛くなりたい。

第5章 ~あの頃~

教室に行くと、
丁度チャイムがなった。

席につくと、
お尻に違和感を感じる。

立って見てみると、椅子に牛乳がこぼれていた。

うわ、最悪。

私は、
「あの、椅子に牛乳がこぼれていたんですけど。」

と先生に言った。
「はぁ?!」

「きったねぇ」

「くっせぇ」

「オェェ」

クラスのみんなからブーイングみたいのが飛んでくる。

先生は、
「あら、大変。すぐに制服洗ってきなさい。誰がこぼしたの?!」

先生が聞いても誰も手を挙げない。

私は教室を出て水道に行った。

はぁ…

なんか今日って最悪

このままサボろっかな…

そこにメールが一通来た。

さっきメアドを交換した
琴音からだった。

差出人;石川琴音

件名;大丈夫?

本文;大丈夫?

さっきの牛乳なんだけど美姫がやったらしいよ

元気出して

アタシは柚那の味方だよ

今からそっち行こっか?

二人で授業サボろ?


琴音からのメールはすごく嬉しかった。

私は琴音に屋上で会える?とメールし屋上に向かった。

屋上につくと青空がキレイだった。

ボーッとしてるとメールがきた。

差出人;石川琴音

本文;オッケー

仮病使う(笑)

じゃあ待っててね



このメールが来た一分後に
琴音は来た。

「おまたせ」

「待ってないよ(笑)」

琴音と話してるとさっきのことなんて忘れられる。

琴音とは趣味や好きな芸能人とかが一緒で話がすごく盛り上がった。

キーンコーンカーンコーン……

チャイムがなった。

下校の合図。

私達は教室へ戻った。


教室に着いた私は
あるものを見てしまった。


それは
















私の鞄にガムがつけられていて、鞄はカッターかなんかで切られていた。

中を確認すると教科書が無い。

教室をさがしてみるとゴミ箱に捨てられていた。


ひどい………

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