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可愛くなりたい。

第5章 ~あの頃~

土曜日
予定;ショッピングモール


私と琴音は近くのショッピングモールに来ている。

中学生のたまり場みたいな場所

着くなり琴音は本屋に直行。

琴音はマンガが大好きで今注目されているものは全て持っている

正直言うと私もマンガは好き。

でもお母さんはマンガより本派だから本しか買ってくれない。



琴音がマンガを買ってきたあと私達はプリクラを撮ったり雑貨店を見て回った。

「お腹すいたね」

「うん。柚那何が食べたい?」
琴音はいつも私の意見を優先してくれる。
「今日は琴音が決めて」

「え、いいの??」

「うん。何が良い??」

「じゃあちゃんぽん♪」

「オッケー」

そういえばプロフにちゃんぽんが好きって書いてあったな。

注文して席に着き、色々話しているとブザーがなった。

琴音は野菜がたっぷり入ったちゃんぽん

私は普通のちゃんぽん。

琴音のちゃんぽんをみた瞬間野菜多すぎだと思ったけど口には出さなかった。

ちゃんぽんを食べ終わると雨が降ってきた。

あちゃー
天気予報見てくれば良かった。

止みそうもないので私達は帰る事にした。
家に帰った時にはもうびしょ濡れだった。
しばらくたった夕方、
一件のメールが来た。

差出人;石川琴音

本文;柚那やばい

外見てみ

虹だよっ



早速外を見てみると虹が出ていた。

ぼんやりじゃなくてくっきり。




私の目から涙が出てきた。

今琴音もこの虹を見てるのかな

琴音が引っ越すなんてやだ。

ずっと一緒にこの虹を見ていたい。

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