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授業中


「ｸｽｸｽｯ」

美姫達の笑い声が聞こえる。

また?



今度は何?!

私は自分の事だろうと思い、
授業に集中した。



すると、













トントン



後ろから肩を叩かれた。


振り向くと、美姫が紙切れを持っていた。

美姫はその紙切れを私に渡す。



私は受け取り、見てみると、




そこには


私の悪口じゃなく、





今授業をしている先生の悪口が書かれていた。


その先生は怒ると怖い。

急いで返そうとしても美姫は受け取らない。



そして美姫が口を開く。

「先生ー浅川さんがなんか紙を持ってます」

えっ?!

先生は、
なんだと言い私の所に来た。

そして私から紙切れを奪うと…



「浅川さんこれは?」

「あ、えっとその…」

どうしよ



「あとで職員室にいらっしゃい」



それだけ言うと黒板に戻り授業を続けた。

後ろから、
「あはっ、いいきみっ」

と、美姫の声がする。


はぁ


めっちゃ最悪。